基本的人権 会派 委員名 回次 -

10 人身の自由と刑事手続上の人権

デュープロセス・刑事手続上の人権
  • 保釈について、捜査当局の言い分に従った人は保釈され、そうでない人はなかなか保釈されない、注目を集める事件では保釈されないが、小さな事件では保釈されるといった部分がないか
自保 世耕弘成 156 3 - 7
  • 身体拘束される以上、勾留理由の開示は相当踏み込んだ判断が示されるべきと思うが、現実には、人権よりも捜査の事情が優先されているのではないか
自保 世耕弘成 156 3 - 7
  • 死刑の存在あるいは自白に頼った有罪認定などを考えると、誤審は防げないとすれば、被疑者、被告人を含め、人権保障のために、31条以下、デュープロセスの規定の厳密な適用が求められる
共産 吉川春子 162 6 - 10
<違法収集証拠>
  • 違法収集の証拠禁止原則を裁判過程・判決が厳守することは、刑事捜査の実態を変えていく力を持っており、権力の濫用を防ぐため、あえて司法が役割を果たすべき場面ではないか
民主 江田五月 156 3 - 8
  • 裁判手続・判決が捜査過程や社会に影響する以上、裁判所は正義の観点から役割を果たすべきときがあり、一連の捜査過程における違法性の承継については、かなり厳格に考えた方がよい
民主 江田五月 156 3 - 9
<死刑>
  • 欧州評議会のオブザーバーステータスを有する国の中で米国と日本のみが死刑を廃止しておらず、日本がオブザーバーステータスを剥奪されるのではないかと危機感を持っている
社民 福島瑞穂 156 2 - 15
受刑者等の人権
  • 監獄法改正においては、過去に提出された刑事施設法案の内容に加え、第三者の目を導入すること、刑事施設職員の人権意識を向上させること、矯正医療を充実させることが必要
自保 福島啓史郎 156 5 - 11
  • 拷問禁止条約の選択議定書は国際機関による刑務所への査察を認めるものであり、日本もこれを批准すれば変わると思われる
社民 福島瑞穂 156 2 - 14

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