第187回国会(臨時会)
平成26年11月12日(水)第3回
日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制に関する調査
(憲法と参議院について)
- 【発言者】
- 愛知 治郎 君(自民)、小西 洋之 君(民主)、矢倉 克夫 君(公明)、松沢 成文 君(みん)、清水 貴之 君(維新)、仁比 聡平 君(共産)、江口 克彦 君(次代)、福島 みずほ 君(社民)、浜田 和幸 君(改革)、高野 光二郎 君(自民)、前川 清成 君(民主)、中西 祐介 君(自民)、小野 次郎 君(維新)、大沼 みずほ 君(自民)、山下 雄平 君(自民)、牧山 ひろえ 君(民主)
- 【主な発言項目】
-
- 自民党の日本国憲法改正草案のうち、参議院に関連する案の紹介
- 新しい人権、国家緊急権及び二院制のうち、特に二院制について議論すべきとの意見
- 集団的自衛権行使を容認する政府の憲法解釈変更と参議院決議
- 衆参両院の役割分担の明確化、両院協議会の運用等について検討する必要性
- 参議院の最重要の機能は行政監視で、特に行政の組織・人事に対する統制が中心であるとの意見
- 災害など緊急時も含めた官僚肥大社会への歯止め、長期的視点に立った決算審議の重要性
- 道州制を推進し議会権限を縮小した後は一院制に移行すべきとの主張
- 参議院の独自性発揮のために議長権限で党議拘束を外せるようにすることが一案との提案
- 道州制を前提とした一院制の採用又は参議院の独自性の確保の必要性
- 国民に改正の是非を問うために発議要件の改正を急ぐべきとの主張
- 行政肥大化による弊害から一院制には問題があるとの指摘
- 国会機能の低下につながる参議院の在り方論は妥当でないとの意見
- 東日本大震災の経験を踏まえ緊急事態規定を憲法に明記すべきとの意見
- 自衛権の保持を憲法に明記する必要性
- 踏みにじられた立憲主義を回復するための議論を行うべきとの主張
- 良識の府である参議院にふさわしい機能として行政監視機能を強化する必要性
- 自然に対する価値観を憲法で打ち出し世界へ提供すべきとの主張
- TPPのようなアメリカの法制度が日本にふさわしいか憲法審査会で議論する必要があるとの意見
- 全国的な職域代表的性質と都道府県単位の地域代表的性質を持つ参議院議員の役割を憲法に明記する必要性
- 憲法96条改正、二院制、国民投票制度の拡充、両院協議会に関する民主党の考え方の紹介
- 参議院議員を選出する意義を明確にする必要性
- 参議院の役割を考える際に両院協議会の改革、参議院先議及び議員立法の活用について検討すべきとの意見
- 平等原則への配慮は重要であり、多様な民意の反映のため女性議員の増加が必要との意見
- 二院制を維持し、多様な民意の集約という観点から衆参両院の役割分担について憲法に明記する必要性
- 衆参の役割分担を明確にし、参議院では党議拘束の縮小を検討することの提案
平成26年10月22日(水)第2回
日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制に関する調査
(憲法に対する認識について)
- 【発言者】
- 丸山 和也 君(自民)、小西 洋之 君(民主)、西田 実仁 君(公明)、松田 公太 君(みん)、清水 貴之 君(維新)、仁比 聡平 君(共産)、江口 克彦 君(次代)、福島 みずほ 君(社民)、浜田 和幸 君(改革)、赤池 誠章 君(自民)、藤末 健三 君(民主)、石田 昌宏 君(自民)、牧山 ひろえ 君(民主)、上月 良祐 君(自民)、佐々木 さやか 君(公明)、山下 雄平 君(自民)、松沢 成文 君(みん)、堂故 茂 君(自民)、吉良 よし子 君(共産)、儀間 光男 君(維新)、愛知 治郎 君(自民)、有田 芳生 君(民主)
- 【主な発言項目】
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- できるだけ速やかに憲法改正の議論を行うべきとの主張
- 憲法改正原案を作成するために議論すべきテーマの絞り込みを行うべきとの主張
- 閣議決定により憲法第9条に関する解釈を変更することの不当性
- 集団的自衛権容認の憲法解釈変更がその前に国会審議を求める附帯決議に違反すること等の確認
- 憲法審査会において立憲主義に基づいて徹底的審議を尽くすことの必要性
- 「二院制における行政監視と予算・決算審議の在り方」に関する議論の必要性
- 「災害と憲法」に関する議論が参議院憲法審査会の重要課題であるとの主張
- 国会審議の効率化の必要性を踏まえた衆参両院の在り方を考える必要性
- 国政の重要課題について国民の意思を反映することができる国民投票の対象拡大の重要性
- 憲法審査会において第9条改正、一院制への移行、政党及び道州制を議論することの提案
- 道州制の導入等の国と地方の役割分担の見直しが必要であるという主張
- 会計検査機関の国会設置、憲法裁判所の設置、選挙権年齢引下げ、首相公選制の導入、憲法第96条の改正要件緩和が必要であるという主張
- 憲法審査会は動かすべきでないとの主張
- 自衛権の保持、緊急事態規定を憲法に明記する必要性
- 平成28年の参議院議員通常選挙の際に憲法改正国民投票を目指すべきとの主張
- すべての国民について平和的生存権と幸福追求権を実現する必要性
- 憲法の平和主義の精神は尊いが、テロや個人によるサイバー攻撃など時代や国際情勢の変化に対しては柔軟な発想で取り組むことが必要との認識
- 人口減少により単身世帯が増加する中で、憲法における国家・家族・個人の在り方を考えることの必要性
- 憲法審査会において憲法教育についての議論を深めるべきとの主張
- 医療従事者や自衛隊員の献身的な取組に感謝する政策を講ずる必要性
- 統治機構の問題は重要だが慎重に考えるべき、人権では個人の権利と公共とのバランスが必要、人口減の時代において投票価値について平等以外の要素を考慮すべきとの認識
- 国の責務として子供の貧困対策の必要性等、子供の人権に関する問題提起
- 選挙権の一票の格差訴訟について地方創生の考えからの問題提起
- 政治参加教育推進法案を憲法審査会において審議する必要性
- 憲法の理想に現実を近付けることが国会の義務であるとの見解
- 日本国憲法の3原則を守った上で前文の表現について見直しを行う必要性
- 憲法審査会の活動を多言語によって海外に発信することの重要性
- 憲法審査会らしい審議の必要性
- 憲法第9条のノーベル平和賞候補について国際的視点から考える必要性
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