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3 現行憲法の果たしてきた役割 |
現行憲法の果たしてきた役割 |
- 将来に対して懸念する現象が社会のいろいろな面で現れているが、より根源的には意識、精神構造、人生観そのものが少し緩んでいるんではないかと思われ、その一つの大きな原因は、この日本の制度の根幹を形づくっている憲法そのものにあるのではないかと考える
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自民 |
森元恒雄 |
162 |
6 |
- |
14 |
- 公明党は、現行憲法は優れた憲法であり、戦後日本の平和と安定、発展に大きく寄与してきたと高く評価している
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公明 |
白浜一良
山下栄一 |
161
161 |
6
3 |
-
- |
12
4 |
- 現行憲法は、平和国家、民主主義国家をつくり、今日の世界有数の繁栄を築いた源泉であり、良くできた優れた憲法である
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公明 |
浜四津敏子 |
162 |
6 |
- |
7 |
- 戦後60年近く戦争に巻き込まれなかったのは、9条、前文、さらに財政規定に至るまで平和の精神に貫かれた憲法による
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共産 |
吉川春子 |
156 |
9 |
- |
22 |
- 第二次世界大戦の多大な犠牲と反省の下に生まれた憲法は、戦後の日本社会に平和と民主主義の重要性を根付かせる上で大きな力となった
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社民 |
近藤正道 |
162 |
6 |
- |
10 |
- 戦後の復興を経て日本が国際社会で一定の評価を得るに至る背景には、9条を始めとする憲法の存在が大きく寄与したことは疑いのない事実である
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社民 |
近藤正道 |
162 |
6 |
- |
10 |
国のかたち、在り方 |
- 憲法改正は、日中・太平洋戦争により多数の人の生命・財産を失った経験を十分尊重したものでなければならないと同時に、国際情勢の変化を検証しつつ、北朝鮮・中国・ロシアや国際テロの顕在的・潜在的脅威を削減し、国民・国家の繁栄を図るとともに、個別的及び集団的自衛権の行使を明確化し、合理的な日本の安全保障体制を確立するものでなければならず、明治憲法の「富国強兵」から今は「富民保力」の時代にあると言える
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自民 |
福島啓史郎 |
159 |
5 |
- |
10 |
- 大競争時代に生きていくためには、国民の創造力と自己責任を強調する時代に入ったと言え、前文に、基本的人権と併せて、国民の創造力の発揮と自己責任を国家像として入れてはどうか
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自民 |
福島啓史郎 |
159 |
6 |
- |
9 |
- これからの国家像として、中央集権から地方分権の社会になっていることを前文に位置付けていくことが重要
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自民 |
山本順三 |
162 |
4 |
- |
17 |
- 党の論点整理(平成16年)は、新憲法が目指すべき国家像として、国民だれもが自ら誇りにし、国際社会から尊敬される品格ある国家であることを明らかにし、基本的に国とはどういうものかをしっかりと書き、国と国民との関係をはっきりさせることにより国民の中におのずから愛国心が芽生えるようにするとしている
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自民 |
若林正俊 |
161 |
6 |
- |
10 |
- 党の論点整理(平成16年)は、現憲法制定時に連合軍の占領下で置き去りにされた日本の歴史、伝統、文化に根差した国柄とも言うべき固有の価値や、日本人が元来有してきた道徳心など、健全な常識に基づいたものでなければならず、日本国、日本人のアイデンティティーを憲法の中に見いだすことができるものでなければならないとしている
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自民 |
若林正俊 |
161 |
6 |
- |
10 |
- 党の憲法調査会報告(平成14年)は、日本を人権保障を促進する能動的な国として自らを位置付け、率先して基本的人権の確立に取り組むことを強く希求するとし、特に、先進国と途上国との間に存在する人権格差を是正するあらゆる努力に主導的な役割を果たし、世界に誇ることのできる国づくりを目指すとしている
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民主 |
江田五月 |
155 |
5 |
- |
3 |
- かつての憲法論議では、一人一人の日本人がどのような生き方をしたく、その集積である国の在り方がどのようなアイデンティティーを持つべきかについて、個人参加の下に再構築するという作業はないがしろにされていた
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民主 |
川橋幸子 |
159 |
5 |
- |
14 |
- 日本の国の在り方を考えたとき、平和主義が国の基本ではないか。カンボジアの地雷除去作業に立ち会ったとき、核を持たず武器輸出をしないことがいかに日本の在り方を強くアピールし、現地の住民から信頼されるものであったかということを伝えたい
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民主 |
川橋幸子 |
159 |
5 |
- |
14 |
- 国民の幸せや国の平和と独立を守りながら、地球の平和をつくるための貢献をしていくことが日本の国の在り方
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民主 |
小林 元 |
159 |
5 |
- |
8 |
- 日本のアイデンティティーは価値多元主義であり、和をもって尊しとなすというのが重要な伝統の一つであるが、日本は、多様な価値をハーモナイズしていく重要な役割を世界の中で果たしていきたい
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民主 |
鈴木 寛 |
159 |
6 |
- |
18 |
- ハイパーモダン時代に日本が世界のリーダーを目指すには、経済大国中心主義を卒業し、人づくり、文化、健康、環境等に立脚した立国をすべきであり、それに向けて価値の優先順位を変えていくために新憲法の制定が議論されるべき
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民主 |
鈴木 寛 |
162 |
3 |
- |
5 |
- 新憲法においては、ハードパワー、物質エネルギーに加えて、ソフトパワー、ヒューマンパワー、情報力にウエートを置いた国づくり、社会づくりが必要
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民主 |
鈴木 寛 |
162 |
3 |
- |
6 |
- 社会の多様な主体間のコミュニケーションの促進により知恵を生み出し、それを現場において実践するためのコミュニケーション、コラボレーション、クリエーションを媒介することを目指し、それにより物質や文明のみならず、精神や文化により平和と幸福が実現される社会を目指すべき
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民主 |
鈴木 寛 |
162 |
4 |
- |
14 |
- 憲法を議論する際、日本の在り方についてのベースとして、(1) 安心して暮らせる社会の実現、(2) 平和主義の実現、(3) 夢と希望を持てる社会の実現を置き、国民の間で十分議論をすべき
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民主 |
富岡由紀夫 |
162 |
6 |
- |
17 |
- 懐かしい日本の原風景を取り戻し、本当に豊かで幸せな生活を実現することをコンセプトとするレトロフューチャーという社会の在り方を提唱する。そのためには、経済の発展と心の豊かさの調和の取れた社会、多様な個性をいかせる社会、限られた資源の消費と汚染から国土を守る循環型社会をつくることなどが必要
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民主 |
松下新平 |
162 |
3 |
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7 |
- 党の憲法調査会中間報告(平成13年)は、日本を人権保障を促進する国として自らを位置付け、率先して基本的人権の確立に取り組むべきとし、特に、先進国と途上国との人権格差を是正する環境整備において主導的な役割を果たし、世界に誇りの持てる国づくりを目指すべきとしている
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民主 |
峰崎直樹 |
156 |
5 |
- |
2 |
- 前文は、第一に理想の宣言であるべきであり、第二に積極的な平和主義を掲げるものであるべき
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民主 |
簗瀬 進 |
147 |
3 |
- |
12 |
- 平和主義こそ日本の所与の条件であり、これをリメークしてナショナルゴールを設定することが重要。日本の科学技術を総合し、情報による平和の創造を前文で訴えるべき
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民主 |
簗瀬 進 |
147 |
3 |
- |
12 |
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明改 |
魚住裕一郎 |
147 |
6 |
- |
3 |
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公明 |
魚住裕一郎 |
156 |
5 |
- |
9 |
- 21世紀に目指すべきこの国のかたちは、自国の利益にのみとらわれる視野の狭い一国平和主義や一国国益主義の道であってはならず、積極的平和主義、すなわち国際貢献国家日本、平和、人道の国日本であり、これは、正に憲法、特に前文の精神の示す道である
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公明 |
魚住裕一郎 |
159 |
5 |
- |
4 |
- 生命の尊厳という理念に根差した人間の尊厳を実現できる社会、国家であるべき。そのためには、平和、自由、民主、人権の尊重が必要であり、具体的な政策面では、人間の安全保障という表現もできる
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公明 |
高野博師 |
162 |
4 |
- |
9 |
- 民主主義先進国、人権先進国、平和先進国を目指し、現行憲法の国民主権主義、基本的人権の尊重、恒久平和主義の三原則は人類普遍の原理として将来ともに堅持し、より深化させ、成熟させ、発展させていくべき
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公明 |
浜四津敏子 |
162 |
6 |
- |
7 |
- 21世紀に目指すべきこの国のかたちは、自国の利益にのみとらわれる視野の狭い一国平和主義や一国国益主義の道であってはならず、積極的平和主義、すなわち国際貢献国家であり、平和人道国家を目指すべき
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公明 |
山下栄一 |
161 |
3 |
- |
4 |
- 前文と9条から導き出される国家のビジョンは、平和を積極的に創造する国家、多文化多宗教を受容する共存する国家、ジェンダーフリーの国家である
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社民 |
大脇雅子 |
156 |
6 |
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23 |
国家 |
- 予見し得る将来にわたっては、国家の存在はますますその役割が強化されていくのではないか
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自民 |
若林正俊 |
162 |
I |
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7 |
- EU構想に対応したAU構想への展望も憲法改正において視野に置くべき
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民主 |
簗瀬 進 |
162 |
2 |
- |
4 |
- IT革命によるグローバリズムの急激な進展に伴い、国家概念は急速に変質し、国境を越える経済、疾病、環境汚染、災害、テロなどに対し、国民国家を前提にした今までの憲法では対応できない部分が出てきている
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民主 |
簗瀬 進 |
162 |
6 |
- |
3 |
- 国家とは、国民の生命・財産、領土を守るある意味では他国に対して排他的な存在であり、その国家と国民との関係を規定付けるのが憲法であるが、一方で、世界の人々のための日本でもあるとの考え方に立ち、憲法は、国際的な視点や世界における日本の位置付けを重視すべき
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民主 |
若林秀樹 |
162 |
6 |
- |
6 |
<国益> |
- 天災や文明の在り方による地球の生態系破壊は、国家の概念を過去のもの、不要なものにしつつあり、国益、愛国心を人類益や地球愛に高める時期にきている
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民主 |
喜納昌吉 |
162 |
4 |
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19 |