天皇 会派 委員名 回次 -

3 女性天皇など皇位継承の在り方

皇位継承
  • 党の新憲法起草小委員会の検討(平成17年)においては、女帝問題を含め、皇位継承の資格や継承順位については、皇室典範において規定することが適当であるとしている
自民 若林正俊 162 6 - 1
  • 憲法に「日本国民統合の象徴」とある以上、国民から見て今日的にふさわしいと思える継承制度にすべき。現在の皇室典範は明治以降の極めて限定した形になり過ぎており、女性天皇の問題に限らず、今日的にふさわしいものに改正した方が良い
公明 白浜一良 159 8 - 14
<世襲制>
  • 共産党は、個人が世襲で国民統合の象徴となる現制度は、民主主義及び平等原則と両立せず、将来的には民主共和制の実現を図るべきと考える。しかし、天皇制は憲法上の制度であり、その廃止は国民の総意で解決されるべき。現時点では、天皇の権能を制限する憲法条項を厳格に守り、政治利用などをさせないことが重要
共産 井上哲士 159 8 - 14
  • 世襲制の象徴天皇制は国民主権とは基本的に矛盾し、歴史的方向としては国民主権を貫く方向で解決されるであろう
共産 吉岡吉典 151 4 - 8
  • 象徴とはいえ、一つの家族が世襲で受け継ぐ天皇制は国民主権と矛盾し、民主主義の時代に合わない。現行憲法の枠を超えて日本社会が発展した新しい段階では、国民の総意の下に天皇制廃止が日程に上るとの展望を持っている
共産 吉岡吉典 154 4 - 14
  • 共産党の綱領は、天皇条項について、(1) 国政に関する権能を有しないなどの制限規定の厳格な実施を重視し、天皇の政治的利用を始め、憲法の条項と精神からの逸脱を是正する、(2) 個人が世襲で国民統合の象徴となる現制度は、民主主義及び人間の平等の原則と両立せず、国民主権の首尾一貫した展開のためには、民主共和制の政治体制の実現を図るべき、(3) 天皇制は憲法上の制度であり、その存廃は、将来、国民の総意により解決されるべきもの、という立場を明確にしている
共産 吉川春子 162 4 - 14
女子の皇位継承
  • 党の論点整理(平成16年)は、女帝問題は皇室典範改正の観点から今後検討すべき論点であるなどの意見が出たとしている
自民 若林正俊 161 6 - 10
  • 男子誕生のプレッシャーを天皇家に掛けるのは良くない。女性天皇は過去にも存在したし、時間がたってから仕方ないからということではなく、早急に皇室典範を変えるべき
民主 江田五月 159 8 - 15
  • 皇位継承者が男子に限られている皇室典範は改正すべき
民主 川橋幸子 154 4 - 8
  • 天皇・ロイヤルファミリーにおいても、特殊性はあっても一人の人間としての人格は基本的に守られるべきであり、皇室典範の改正も含め、女性の皇位継承も国民的議論の中で、個人的には認められるべきではないかと考える
民主 若林秀樹 159 8 - 13
  • 皇室典範の改正により女性天皇を認めることは可能であり、天皇を男子に限る合理的根拠はなく、女性天皇について内閣が検討することについては賛成である
共産 吉川春子 162 4 - 15
  • 女性天皇賛成が80%という世論調査もあり、そういうものも考えていく べき
国連 田名部匡省 154 4 - 11

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